「V模擬の勉強法がわからない…」
このようなお悩みを解決します。
高校入試を成功させるために活用したいのが模試ですよね。
さまざまな模試が実施されていますが、その中でも東京都や千葉県の入試にはV模擬が効果的と言われています。
そこで本記事では、
- V模擬とはどんな模試なのか
- V模擬の結果がでる勉強法
について徹底解説します。
勉強法を身に付けて志望校合格に弾みをつけましょう!
よし
- 学習系Webライター
- 高校受験を経験
- 得意教科は数学と英語
- 執筆に携わった記事は数百を超える
V模擬の勉強法のポイントを解説
V模擬は志望校を絞り込むためにも使われる模試ですので、できるだけ良い点を取れるようにしたいものですね。といっても、単に学校で習う科目を普通に勉強しているだけでは、思うように点数が伸びないこともあります。そこで、効果的なV模擬の勉強法を知り、入試を成功させるための効果的な努力を払いたいものです。
- 出題範囲を見て苦手な分野の学習を徹底する
- 基礎をしっかり復習する
- V模擬の過去問を繰り返す
そもそもV模擬とは?という方は、まず以下の記事からご覧ください。
勉強法①:出題範囲を見て苦手な分野の学習を徹底する
前述の通り、V模擬は毎回の試験の出題範囲を公表しています。そこで、まずはこれから受けるテストはどの分野がメインとなるのかを確認することが大事ですね。その上で、出題範囲の中で、自分の苦手とする分野がどこかを分析しましょう。漫然と範囲を復習したり、応用問題にとりかかったりするのではなく、まずは苦手分野を克服することが確実な点数アップにつながるからですね。また、ある程度苦手分野の克服に取り組んだ上で模試にチャレンジすれば、確実に克服できているのかを知ることもできます。
勉強法②:基礎をしっかり復習する
全体的な傾向として、どの科目でも基礎を重視した問題が出ることが多くなっています。特に1回目と2回目の試験は、中学1年生から2年生までの復習問題が中心となっています。これは、首都圏の高校入試そのものが基礎が多めの出題傾向となっているからですね。
そのため、V模擬の効果的な勉強法としては、基礎固めが非常に効果的と言えます。繰り返し2年生までの教科書を読み込み、基礎問題を確実に解けるようにしておくことで、点数アップを狙えますよ。また、V模擬では解説がしっかり記載されていますので、テスト後には解説を読み込んで、理解できるようにしておきましょう。たとえ正答できたところでも、解説の内容が理解できているかを確認することで、基礎を確実なものとしていけます。
勉強法③:過去問を繰り返す
V模擬は、過去何十年もの高校入試問題から傾向を読み解き、問題を出しています。そのため、V模擬自体の過去問を繰り返し解いていくことで、志望校の入試傾向を押さえられるようになります。同じ科目であっても、やはり重視されるポイントや問題の出し方は異なってきますし、難度も違うわけですね。そのため、しっかりと過去問に取り組むことで、実践的な入試対策となるということですね。過去問はV模擬の公式ホームページからダウンロードすることができますので、上手に活用したいものです。
V模擬過去問の活用法
上記の通り、V模擬の点数を伸ばすためにも、入試を成功させるためにも過去問をしっかりと行うことはとても重要ですね。といっても、ひたすら何も考えずに過去問を解いていくのではなく、意味のある仕方で取り組んでいくべきです。具体的に、どのように過去問に取り組んでいったらいいかを考えてみましょう。
時間配分を覚える
科目によっては、かなり問題数が多かったり、一問にかける時間が長くかかってしまったりするものもあります。一番もったいないのは、時間が足りなくて回答すら書けないというミスですね。そのため、それぞれの分野もしくは問題にどのくらいの時間をかけるか、時間配分をしっかりと覚えることです。特に国語や英語などは長文読解が必ず入ってきますので、どのくらいの時間で終えるべきなのかを実際の問題で体験すると役立つでしょう。また、計算問題のようなジャンルでは、問題に慣れることでスピーディーに解けるようになっていきますね。
これは、全体を通して、すべての問題を解き終わるのにはどのくらいのペースで進んでいくべきなのかを把握する助けともなります。その上で、ケアレスミスがないかの確認をするための時間を確保する時間配分も学べます。
もう一つ大事なのが、どうしても分からない問題、もしくは解くのにかなりの時間がかかりそうな問題を見極めることですね。難しい問題に対して、後回しにする判断力を養えるのもメリットとなります。解けない問題に無駄な時間をかけるよりも、確実に点数を稼げる問題をパーフェクトにこなしていったほうがいいからです。こうした判断力は、実際に模試でないと身につかないものですので、V模擬を活用したいところですね。
問題の答え方を学ぶ
入試問題の中には、記述式の問題も存在します。こうした問題では、直接的な答えを知っているだけでなく、どのような文や式を書くかで点数が上下するものですよね。そのため、V模擬の効果的な勉強法として、回答の仕方を覚えるという点が重要になってきます。採点者にとって分かりやすく、漏れのない記述をする方法を学ぶべきということですね。その点、V模擬では解説が必ず付きますので、試験後にしっかりとチェックしましょう。どのポイントを押さえて記述すべきなのか、どんな書き方だと減点されてしまうのかなどを理解して、点数の取れる記述法を学ぶようにしたいものですね。
試験慣れする
模試を受ける一つに、試験慣れするという目的がありますね。いくら普段勉強を頑張っていて理解度が高くても、試験本番となると緊張して、実力を発揮できないということがあるものです。そこで、かなり本番に近い形で試験を提供してくれるV模擬は、本番慣れするのに適した模試なのです。V模擬を活用するためにも、本番を意識して受験するといいですね。たとえば、早めに受験会場に入ること、準備物のチェックをすること、問題用紙の確認の仕方、最後の回答の見直しといった作業をするよう、模試の段階から心がけましょう。また、試験独特の雰囲気というのも意識して、慣れるようにしたいものですね。
V模擬を活用するポイント
Vもぎを受験すると必ず、成績表が送られてきます。
ここでは、成績表のポイントについて簡単に見ていきましょう。
- 国語・数学・英語・社会・理科の偏差値を知る
- 内申点を計算して志望校判定
- 結果から成績推移や苦手科目がわかる
国語・数学・英語・社会・理科の偏差値を知る
偏差値は、Vもぎを受験した学生の中で、自分がどれくらいの位置にいるか確認する指標。Vもぎの偏差値は学力に応じて「25~75」の範囲で判定されます。
Vもぎでは、国語・数学・英語・社会・理科の各教科の偏差値がわかるのはもちろん、国語・数学・英語の3教科や、社会・理科を加えた5教科での偏差値も表示されるので、自分の実力を評価するのに役立ちます。
内申点を計算して志望校判定
内申点とは、学校の通知表の5段階の成績(1~5)のことです。Vもぎでは用紙に内申点を記入しておくと、より正確な志望校判定が可能になります。
Vもぎの志望校判定を重視したい人は、内申点をメモしておくなど、模試当日に忘れないようしっかり準備しておくことが大切です。
結果から成績推移や苦手科目がわかる
Vもぎを継続して受けていると、成績表に過去の結果が折れ線グラフで表示されます。自分の学力がどのように推移しているのかを視覚的に見ることができるので、継続的に受験することがおすすめです。
また、成績表には5教科のレーダーチャートが表示されるので、得意教科や苦手教科をカンタンに把握できます。苦手教科を克服して受験にのぞみましょう。
まとめ:V模擬の勉強法をマスターしよう!
首都圏の高校入試を控える中学生にとって、非常に重要なのがV模擬ですね。首都圏の都立、県立、国立、そして私立高校の入試傾向を押さえた模試をしてくれるからです。また、非常に多くの受験生が受けるため、V模擬から出される学力判定は精度が高く、志望校を絞り込むのにも信頼できるデータとなります。より効果の出る勉強法を確認して、V模擬をしっかりと活用しましょう。