V模擬の試験監督バイトはどんなことをする?メリットデメリットを解説!

単発・短期バイトの中でも人気があるのが試験監督バイトです。
緊張感のあるなかで働くのが好きという人は多いものです。

そこで本記事では、

  1. V模擬の試験監督バイトの内容
  2. 試験監督バイトのメリット・デメリット

について解説します。

【この記事がおすすめな人】

  • V模擬の試験監督バイトに興味がある
  • V模擬の運営に携わりたい
記事の監修者
この記事を書いた人(よし)

よし

  • 学習系Webライター
  • 高校受験を経験
  • 得意教科は数学と英語
  • 執筆に携わった記事は数百を超える

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目次

試験監督バイトについて

試験監督バイトについて

試験監督バイトとは、大学や高校などの入試、模擬試験、資格試験といったテストを運営するサポート役となる仕事を指します。試験会場で監視をしている様子の映像を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実際にはいろいろな業務があります。その詳細をチェックしてみましょう。

仕事内容

試験監督バイトは、試験が始まる数時間前に集合して業務を始めるのが一般的です。試験を主催する側からすべきことや役割分担についての説明を受けた後、会場において設営作業をします。会場によっては、机やイスをレイアウトに従って移動する作業が含まれます。また、黒板などに受験者向けのアナウンスや会場番号、試験時間などを記入することも多いです。

こうした準備作業が終わったら、受験者が会場に入ってくるのを迎えることになります。受付票などを受け取り、それに従って登録作業をしたり、テストを受けることになる会場に誘導したりします。受付に座って対応するバイトもいますし、通路やそれぞれの会場に立って案内をする担当もいます。

テストの開始時間が近くなると、受験者がすべて指定の席に座っているかをチェックします。その上で、テストに当たっての注意事項を発表したり、質問を受け付けたりします。テスト開始時刻直前になったら、問題用紙と解答用紙を渡します。そして、テスト開始の時刻に合わせて、受験者に合図をして始めてもらいます。

テスト中は会場をくまなく歩きまわって、カンニングがないかなどをチェックしていきます。テスト中に、物を落としてしまったり、途中でトイレに行きたくなったりする人が出てきますので、その場合はそれぞれの試験におけるルールに従って対応します。

テスト終了時刻となったら、速やかに解答用紙を集めます。用紙の枚数と会場にいた人の数を照合し、回収漏れがないかを確認します。同時に、受験者の名前の書き漏れがないかをチェックすることもあります。問題がないようなら受験者にそのまま会場から退出してもらい、試験監督は集めた解答用紙を事務所に持っていって、チェックを受けます。その後、会場の片づけや清掃などをしてバイト終了となります。

勤務条件

試験監督バイトは、ほとんどのケースで単発の勤務となります。どのくらいの時間を拘束されるかは、その試験によって違ってきます。試験そのものの時間に加えて、前後1時間から2時間ずつ取られると思っておくと良いでしょう。そのため、複数の科目がある場合は1日8時間を超える勤務となることもあります。

バイトの給料は時給制あるいは日給制となっており、これは試験を運営する団体によって異なります。いずれにしても、募集の段階で勤務時間が明示されていますので、どのくらい割が良いバイトかを確認しやすいでしょう。

模試の試験監督バイトの特徴

試験監督バイトでは、いろいろなタイプの試験で募集があります。その中でも、模試の試験監督は初めての方でも働きやすいという特徴があります。

というのも、受験者はみな学生で試験慣れしていますし、試験監督の指示をしっかりと聞いてくれる受験者が大半だからです。とくに、模試の場合は同じようなテストを何回かすでに受けているケースが多く、あまり細かいことを説明しなくても問題がないというのもポイントです。

さらに、模試の試験監督バイトはどの種類であっても、だいたいルールや拘束時間が同じです。そのため、どこかの模試でバイトをしたことがあれば、別の模試でも働きやすいのです。

試験監督バイトのメリットとデメリット

試験監督バイトのメリットとデメリット

他のバイトと比べて、試験監督バイトにはどんなメリットがあるのでしょうか。また、逆にデメリットとなることがあるのかを説明していきます。とくに、今まで試験監督バイトの経験がない方であればこうした点を確認して、バイトに申し込むかどうかを考えると良いでしょう。

メリット

試験監督バイトは、1日だけの単発の仕事がほとんどです。そのため、別に仕事がある方、学生なのでそれほど多くの日数働けない方、継続して働く長期バイトは無理という方にぴったりです。掛け持ちで仕事をすることができますし、お金が欲しいときだけ働くといった要望に応えることもできます。

別のメリットとしては、業務内容がシンプルで、たいていのケースでスキルや経験が不要という点が挙げられます。あまり複雑な作業はしたくないとか、初めてでもできる仕事を探しているという場合にはぴったりのバイトと言えるでしょう。なにをやるかは当日しっかりと説明がありますし、突発的な事態についてもマニュアルが用意されています。また、会場には責任者となる運営側の人が常駐していますので、自分で対応できない場合にはヘルプを求めれば解決できるでしょう。

体力がいらないというのもメリットです。体を動かすのは机やイスの移動くらいなもので、体力的にはとても楽な仕事です。また、室内での仕事ですので、夏はエアコンが効いた場所で、冬は暖かいところで仕事ができます。このような環境であっても、単発バイトということもあって、業務内容の割に時給が良いのもうれしいところでしょう。

デメリット

デメリットとしては、都市部でしか勤務できないという点があります。模試にしても資格試験にしても、試験会場となるのはたいてい都市部、しかも中心部です。そのため、地方部でバイトを見つけるのは難しいでしょう。

他には、とくになにをするわけではない時間が長いので、退屈に感じるかもしれないという点があります。テスト中に巡回業務はあるものの、単に歩き回るだけで、なにかの作業をすることはありません。かといって、当然その間は休憩したり、スマホをいじったりはできませんので、時間が経つのが長く感じられるでしょう。

そして、その時間はずっと立ちっぱなしということが多いため、足腰が痛くなる方がいるのも事実です。試験会場によりますが、テスト中は座らないで立っているというマニュアルのところもあるからです。

V模擬の試験監督バイトについて

V模擬の試験監督バイトについて

試験監督バイトとして、V模擬の試験に携わる仕事が募集されることがあります。このバイトがどのような特徴があるのかをチェックしてみましょう。

V模擬について

V模擬は、主に首都圏で実施される、高校受験のための模試です。都立高校を対象とした学力判定をするものだけでなく、千葉県立高校をターゲットとしたもの、私立対策などもあり、コースが多いのが特徴です。いずれにしても、東京・千葉という地域限定の模試のため、試験会場も東京か千葉となります。したがって、バイトを選ぶ際には、どちらの会場での募集なのかを調べる必要があるでしょう。

V模擬は年に複数回実施されていて、それぞれのコースで試験日程が異なります。大まかに言うと、4月と6月、そして10月に実施されるものが多いです。そのため、この時期に単発のバイトをしたいと思っているのであれば、V模擬は応募しやすいでしょう。

V模擬での試験監督バイトの仕事は、事務作業を担当するケースや監督員として会場で働くケースがあります。事務作業においては、受験票や解答用紙のチェックなどを行います。こちらは、ベテランで試験監督の経験がある人が担当することが多いです。監督員は、それぞれの教室で会場準備をした後、受験生の案内や問題配布、監督、解答用紙の回収といった仕事をします。

V模擬の試験監督バイトの魅力

V模擬の試験監督バイトの良さとしては、まず毎年行われている模試ですので、バイトのマニュアルや作業の手順、会場の設営などがしっかりしていることです。当日、会場でバタバタして、運営の責任者も分からないといった事態に遭うことがなく、安心して働けるのです。

また、丁寧に説明をしてくれますし、マニュアルも分かりやすく、初めての方でも無理なくバイトできるのも魅力でしょう。そして、5教科の模試ですので、1日しっかりとバイトができて、稼ぎやすいというのもうれしいところです。

募集について

試験監督バイトの募集は、基本的に派遣会社やバイト求人サイトなどを通して行われます。応募者が多く、短期間で募集を締め切られることも多いですから、早めに申し込むことが重要です。

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