V模擬とW模擬の違いは?どっちがいい?テスト範囲や難易度、偏差値の見方を解説

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  • V模擬 W模擬 違い

V模擬とW模擬って名称が似ていて、どっちを受けたらいいか分かりにくいですよね。

答えは、どちらでもいいです。
ですが、一度受験したら同じものを継続して受け続けることが大切です。

今回は、V模擬とW模擬の違いについて、テスト範囲や難易度、偏差値の見方の面から解説していきます。

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よし

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目次

V模擬とW模擬の違いは?

V模擬とW模擬の違いは?

結論からいうと、V模擬とW模擬の違いは以下の通りです。

V模擬とW模擬に大きな違いはない!

結論から言うと、VもぎとWもぎ、どちらを受けても大丈夫です。

「Vもぎの方が難しい」と言われることが多いですが、ほとんど差はありません。

歴史的には、Vもぎは東東京、Wもぎは西東京と神奈川県に特化しており、県立の高校の方が都立より簡単だったことから、「Vもぎの方が難しい」と言われることが多くありました。
今は双方とも「都立高校入試」に特化していることから、差はほとんどないに等しいです。

V模擬かW模擬、決めた方を継続して受けよう

都立高校入試をする場合の対策としては、同じものをずっと受け続けることです。
「両方受け続けたら?」と思うかもしれませんが、そうすると日曜・祝日が全て潰れてしまい、勉強時間が減ってしまいます。
また毎回模試を変えていると、成果にばらつきが出てしまい、自分のレベルが上がってるのか下がってるのかわからなくなるので、どちらか一つだけを集中して受け続けましょう。

V模擬とW模擬はどっちがいい?

V模擬とW模擬はどっちがいい?

目的別に、V模擬とW模擬のどちらを選べば良いか見ていきましょう。

日程が合って、4回受けられる方

どちらでもいいので、日程の都合が合って、確実に 9・10・11・12月の4回は受けられるものにしましょう。

2024年のVもぎ・Wもぎの日程は以下の通りです。

参考:Vもぎ「都立そっくりもぎ」、Wもぎ「都立そっくりテスト」

都立高校入試の場合は「都立そっくり」

都立高校入試の場合、Vもぎの「都立そっくりもぎ」Wもぎの「都立そっくりテスト」 を受けましょう。
これらは都立高校入試本番とほぼ同じ形式で作られているので、各50分のテストが5教科分実施されます。

お弁当を持って行ったりと、当日の流れも似ているので、心の準備としても良い練習になります。
またマークシートの塗り方や解答する順番など、本番で必要なテクニックの練習にもなりますので、本番だと思って臨みましょう。

迷ったら「Vもぎ 都立そっくりもぎ」

理由は昔から「Vもぎの方が難しい」と言われていることから、Vもぎの方がレベルの高い生徒が受験することが多いため、レベルの高い受験生の中における自分の立ち位置を把握しやすいためです。

そもそも模試を受ける必要はあるの?

そもそも模試を受ける必要はあるの?

V模擬とW模擬の違いを理解できたところで、そもそも論を考えていきましょう。

①自分の 実力を把握できる

自分の 実力を把握することは、受験勉強を効率的に進めるために重要です。模試を受けることで、自分の 得意科目と苦手科目を知ることができます。得意科目はさらに伸ばし、苦手科目は重点的に対策することができます。

②弱点を発見できる

弱点を発見することも、合格に近づくために重要です。模試では、本番の入試と同じような問題が出題されるため、自分の 弱点を発見することができます。弱点を発見したら、重点的に対策することで、克服することができます。

③志望校の合格可能性を知ることができる

志望校の合格可能性を知ることも重要です。模試の成績は、自分の 実力が志望校の合格ラインに達しているかどうかを知る指標となります。合格可能性が低い場合は、勉強方法を見直したり、志望校を変更したりする必要があります。

④本番の入試に慣れることができる

本番の入試に慣れることも重要です。模試は、本番の入試と同じような雰囲気で受験することができます。本番の入試に慣れておくことで、本番で緊張することなく実力を発揮することができます。

⑤モチベーションを維持できる

モチベーションを維持することも重要です。模試の結果が良い場合は、モチベーションを維持することができます。結果が悪い場合は、弱点を克服しようと努力するモチベーションになります。

模試を受ける際の注意点とおすすめの月

模試を受ける際の注意点とおすすめの月

模試を受ける際には、いくつかの重要な注意点を押さえることが大切です。まず、模試の日程を確認し、事前にしっかりと予定を立てておくことが必要です。模試の日に他の重要な予定が重ならないようにし、コンディションを整えましょう。特に、受験当日に体調を崩さないよう、前日は十分な睡眠を取ることが肝心です。

次に、模試の会場までの交通手段を確認しておくことも忘れずに。初めての会場であれば、事前にアクセス方法を調べ、余裕を持って到着できるように計画を立てておくと安心です。また、必要な持ち物(筆記用具、受験票、時計など)を前日に用意しておくことで、当日の慌ただしさを避けることができます。

模試を受ける際には、心構えも重要です。模試はあくまで現在の学力を測るためのものであり、結果に一喜一憂するのではなく、自分の弱点や改善点を見つける機会と捉えましょう。結果をもとに、次の勉強計画を立てることが、模試を最大限に活用するポイントです。

おすすめの模試受験の月については、一般的に夏休み明けの9月や、冬休み前の11月が挙げられます。9月は夏休み中の勉強の成果を確認する絶好のタイミングであり、11月は本番までの残り期間で対策を修正するのに最適です。また、1月や2月に実施される模試も、本番直前の最終確認として重要です。これらの時期に模試を受けることで、効果的な学習計画を立てやすくなります。

さらに、模試の成績表を受け取った後は、すぐに内容を分析し、弱点を補強するための具体的な対策を立てることが重要です。例えば、苦手な科目や分野を重点的に復習し、次の模試や本番に向けて計画的に学習を進めていくことが求められます。模試は単なるテストではなく、学習の進捗を確認し、次のステップへ進むための重要なツールです。

模試の成績表の見方と活用法

模試の結果の見方と活用法

模試の成績表を正しく読み解き、効果的に活用することは、受験対策において非常に重要です。まず、模試の成績表には偏差値や合格可能性のほか、各科目ごとの得点や平均点などが記載されています。偏差値は、自分の実力を他の受験生と比較する上で便利ですが、それだけに焦点を当てるのではなく、各科目の得点分布や間違えた問題の傾向を分析することが重要です。

各科目の得点を見て、特に得点が低い科目や特定の分野に注目しましょう。例えば、数学の得点が低い場合、具体的にどの分野(代数、幾何、関数など)で失点が多いのかを確認します。これにより、自分が特に弱い分野を特定し、そこに重点を置いた学習計画を立てることができます。

模試の成績表を活用する一つの方法として、間違えた問題を再度解くことが挙げられます。解答解説を読みながら、なぜ間違えたのか、どの部分で誤った認識を持っていたのかを深く考えることが大切です。特に、理解不足や演習不足が原因であれば、その分野に関する参考書や問題集を使って再度学習し、理解を深めるようにします。

また、模試を受けた後の復習の際、自分の学習ペースを見直すことも重要です。模試の成績表を基に、どれだけの時間をどの科目や分野に割くべきかを再計画します。例えば、得意科目で高得点を取れている場合、その科目に割く時間を減らし、苦手科目に多くの時間を充てるように調整します。

さらに、模試の成績表を元にして、目標校の合格ラインを再評価することも大切です。自分の成績が目標校の合格ラインに達しているかを確認し、足りない場合はそのギャップを埋めるための具体的な対策を考えます。これには、過去問演習や追加の模試受験、さらなる学習時間の確保などが含まれます。

最後に、模試の成績表はあくまで現時点での実力を反映したものであり、これからの努力次第で十分に改善可能です。結果に一喜一憂せず、冷静に分析し、次のステップへの指針とすることが成功への鍵となります。

V模擬とW模擬の違いに関するQ&A

V模擬とW模擬の違いに関するQ&A

V模擬とW模擬に関するよくある質問と回答は、以下の通りです。

V模擬とW模擬のどちらが難しいですか?

W模擬と比べると、V模擬の方が難しいという口コミありますが、V模擬とW模擬で難易度に大差はありません。

VもぎとWもぎ 違いは?

歴史的には、Vもぎは東東京、Wもぎは西東京と神奈川県に特化していましたが、今はどちらも「都立高校入試」に特化していることから、差はほとんどありません。

V模擬とS模擬の違いは何ですか?

V模擬が模試を受けた受験生だけの成績から判定するのに対して、S模擬は模試を受けていない、中学校で実力テストを受けているだけの受験生の成績も把握して判定がでます。

W模試とは何ですか?

東京都および神奈川県全体の中での自分の学力の位置を正確に測ることができる首都圏最大規模の会場テストです。

まとめ:V模擬とW模擬はどっちも大差なし

まとめ:V模擬とW模擬はどっちも大差なし

今回は、「V模擬とW模擬の違い」について、テスト範囲や難易度、偏差値の見方の面から解説してきました。

まとめると、V模擬とW模擬の大きな違いはない!

ただし、一度受験したもぎを継続して受験することが大切!

模試は本番の試験に似ているので、判定を見て一喜一憂してしまうかもしれません。

A判定が出て「これでいいや!」と思ってしまったり、E判定が出て諦めてしまったり…

しかしこれは、あくまで模試です。

A判定が出ても本番では不合格だったり、D判定が出ても合格したりなどはよくあります。

模試はうまく活用すれば、入試対策にかなり貢献してくれます。

模試を味方につけて、満足できる高校受験を迎えましょう!

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